知能システム研究室では,研究グループごとに週間研究報告会を週1回、修士学生の研究進捗報告会を同じく週1回実施します。
研究グループごとの報告会では、先週までの実施内容と問題点等を報告します。問題点や疑問点などをこの報告会で検討、議論し
来週までに行うことを決定します。修士研究進捗報告会では研究報告書に基づき、実験データ解析、提案する方法の考えや原理の説明および実験で明らかに
なった問題点などを検討していき次週までの実施内容を決めていきます。また我々の研究室では、提案法や使用するコマンドなどの原理を理解するために、「専門ゼミ」と呼んでいる理論の勉強も併せて実施しています。
近年では、「モデル予測制御ゼミ」、「SLAMゼミ」、「ビジュアルサーボゼミ」などを実施しています。
研究グループとして、(G1) 運転者の特性を生かしたHybrid Electric Vehicle(HEV)の高効率運転動システムの開発、(G2) スマートファクトリを目指した
自立運搬ロボットシステム;SG1) 環境地図を利用した柔軟運搬目標位置対応可能なロジスティックシステム、SG2) レベル4を目指した自動運転のための
移動者の行動予測とその回避動作、(G3) 自立型UAV飛行制御と農産業の自立化システムの構築、(G4) 極値探査制御などを対象としたデータ駆動型制御設計法の確立
があり、この目的に対して中期目標を定めて研究開発を実施しています。
学部生は修士学生と共にグループごとに実験装置の操作方法,制御・動画像処理プログラム開発,動作アルゴリズムの理論の理解およ
びデータ解析と報告書作成方法を習得しながら卒業研究を行っていきます。修士課程では,卒業研究での問題を発展させて,従来法では
うまくいかない点に対して新しい方法を提案し,実験を通して有効性を示していきます。8月初旬には研究室合宿で研究中間報告会を行い,
前期までの研究成果を発表します。研究のアイデア等は週2回実施の各研究グループごとのミーティングや研究報告会を通して,議論を
しながら教員のアドバイスを参考に各自が提案をして進めていきます。
修士学生は平均して修士1年では前半に卒業研究をまとめた内容で1回、後半に1回の合計2回,修士2年で国際学会1回を含む2回 - 3回の
発表を目標に行っています。
一方,修士課程進学の4年生は9月初旬の電気学会東京支部開催の学生発表会で前期までの卒研内容の発表を行います。
なお,研究活動情報に学会発表などの情報が掲載されています。
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知能システム研究室では以下のゼミ・研究報告会を行っています。 |
- 修士研究進捗報告会(週1回)
- 研究グループごとの研究報告会(B4学生+修士学生)(週1回)
- SLAMなど推定・予測よび制御方法関連ゼミ
- モデル予測制御(MPC)基礎ゼミ
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